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冷蔵庫はごみとして処分することができない家電製品です。多くの家電製品は「不燃ごみ」や「可燃ごみ」など自治体が決める分別区分にしたがって捨てられますが、冷蔵庫は法律で再商品化が求められている製品なので、自治体が収集することはありません。
この記事では八代市で冷蔵庫を処分するときの依頼先について説明しています。家電リサイクルのこともあわせて解説しているので、市民の皆様はぜひ読んでみてください。
今すぐ冷蔵庫を処分されたい方はこちらからご相談くださいませ。
八代市でも冷蔵庫はリサイクル
書き出しで紹介した冷蔵庫をリサイクルすることを求めている法律は、「特定家庭用機器再商品化法」と呼ばれるものです。「家電リサイクル法」として広く知られている法律ですね。
この法律では家庭用の冷蔵庫のほかにエアコンやテレビ、洗濯機がリサイクルの対象に指定されていて、これらが不要になった場合は所定の方法で製造業者に製品を戻すことになっています。
対象製品
家庭用の冷蔵庫は基本的にリサイクルの対象です。
・冷蔵庫
・冷凍冷蔵庫
・保冷庫／保温庫
・ワイン庫
・冷凍庫
・ポータブル冷蔵庫
・吸収式冷蔵庫（冷媒がアンモニア）
・ペルチェ素子方式冷蔵庫（電子冷蔵庫）
あまり聞いたことのない冷蔵庫もありますが、とにかく上記はリサイクルの対象に含まれる製品です。
なお、冷凍庫のなかにはリサイクルの対象に含まれない製品もあるので、処分前に家電製品協会のページ（https://www.rkc.aeha.or.jp/files/maker_list_freezer_2023.pdf）で確認することをおすすめします。
冷蔵機能の備わる家庭用の米びつなどの製品はリサイクルの対象ではありません。
冷蔵庫が製造業者に戻されるまでのルート
ユーザーの元でこわれるなどして不要になった冷蔵庫を回収する役割を担っているのは、原則的には販売した業者です。家電量販店やホームセンターなどのお店ですね。そのためユーザーは、基本的には買ったお店に回収を依頼すれば冷蔵庫を処分できることになります。もちろん、冷蔵庫が買ったお店が近くにないと回収を依頼できないため、お店に依頼できない人はけっこうな数に上るはずです。このような人たちのために別の回収窓口も用意されていますが、ここでは原則となる方法を例にご紹介します。
ユーザーが冷蔵庫を買ったお店に連絡
冷蔵庫が不要になったユーザーは、その冷蔵庫を買ったお店に連絡をします。お店側とスケジュールを合わせて収集日時を決定します。
お店が冷蔵庫を回収
お店がユーザーの元に出向いて冷蔵庫を回収します。このとき、ユーザーは「収集運搬料金」と「リサイクル料金」と呼ばれる費用を負担します。
収集運搬料金は業者ごとに異なります。リサイクル料金は製品ごとに定められているので、家電製品協会のウェブサイトで調べられます。
お店が冷蔵庫を「指定引取場所」に搬入
お店はユーザーの元で回収した冷蔵庫を地域の回収拠点である「指定引取場所」に搬入します。
物流業者が冷蔵庫を運搬
指定引取場所に集められた冷蔵庫などの特定家庭用機器は、物流業者の手で製造業者に戻されます。
製造業者で解体・リサイクルへ
製造業者に戻された冷蔵庫は、解体されたうえで部材等が取り出され、数々のプロセスを経てリサイクル可能な資源が抽出されます。
八代市で冷蔵庫を処分するときの依頼先について
八代市で冷蔵庫を処分するときには、以下の依頼先を利用します。
・家電店などのお店
・指定引取場所
・不用品回収業者
先ほど紹介したように、冷蔵庫を買ったお店に回収を依頼するのが原則ですが、状況に応じて指定引取場所や不用品回収業者を利用して処分することも可能です。
家電店などのお店
家電店に回収を依頼する場合でも、状況により依頼するお店が変わることがあります。
単純に冷蔵庫を捨てるだけで、近くにその製品を買ったお店がある場合は、そのお店に回収を依頼してください。
冷蔵庫を買い替える場合は、新しい冷蔵庫を買うお店に回収を依頼します。買い物と同時に回収を依頼できますし、新旧冷蔵庫の引き渡しも同時にできるので効率的です。
家電量販店の運営するネットショップ、「楽天市場」や「ヤフーショッピング」「Amazon」などのネットモールで買い物をする場合でも回収サービスを利用できるので、その申込プロセスを確認してから商品を購入するといいでしょう。
指定引取場所
指定引取場所は、家電の製造業者などで構成される業界団体が、冷蔵庫を含む特定家庭用機器を集める地域の拠点として全国に設置しているものです。おもに物流業者や倉庫会社の拠点が指定引取場所の役割を務めています。
指定引取場所はあくまで拠点であり、ここに回収を依頼しても対応してくれません。ここには持ち込む必要があります。ただ、その分お金がかからない（収集運搬料金がかからない）ので、ほかの窓口を利用するときよりも費用を安く抑えられます。
指定引取場所ではリサイクル料金を支払えないので、事前に支払いを済ませておきましょう。
処分する冷蔵庫の型番を用意して、郵便局備え付けの冊子や家電製品協会のウェブサイトにて、リサイクル料金の金額と支払時に必要な情報を調べます。
つづいて、やはり郵便局にて「家電リサイクル券」という用紙を手に入れ、必要事項を記入してください。あとは窓口かATMでリサイクル料金を支払うだけです。
家電リサイクル料金のシール部分を処分する冷蔵庫に貼り付けたら、その状態で冷蔵庫を指定引取場所に搬入してください。
・久留米運送（株）八代店
住所：八代市敷川内町2666-1 電話：0965-33-1361
指定引取場所は平日の9～12時と13～17時にオープンしていますが、受付の締め切りは午前・午後ともに30分前です。土曜日の営業は不定期なので事前に確認してから搬入してください。日祝、お盆、年末年始はお休みです。
不用品回収業者
不用品回収業者は、事情により製品を買ったお店に回収を依頼できない人にもっともおすすめです。お店と同じように電話をするだけで利用できる手軽さがありますし、収集運搬料金とリサイクル料金を支払うことも同じです。
状況によっては不用品回収業者がベストな選択肢になることもあります。以下のような状況なら不用品回収業者の利用を考えましょう。
冷蔵庫以外にも不用品がある
冷蔵庫以外にも家具などの不用品がある…このような場合、すべてを回収できるのは不用品回収業者だけです。断捨離、生前整理、遺品整理などの機会には、リサイクル対象家電だけではなく、さまざまな不用品が出てくるものです。家財をまとめて処分するようなケースでは不用品回収業者の利用がおすすめです。
処分を急いでいる
熊本県外などから八代市の実家を片付けるために来ているけれども、そう長くは滞在できないのですぐに処分したい…このようなケースもあるかと思います。こういうときは不用品回収業者を利用しましょう。連絡をしたその日に冷蔵庫を処分できます。
不用品回収業者利用時の注意点
ときどき、不用品回収業者を名乗る不届き者による高額請求などの被害が報道されています。業者を選ぶ際はご自身でインターネットを駆使し、業者のホームページの内容を確認したうえで回収を依頼してください。少なくとも会社の所在地、作業事例、対応可能な作業、目安となる料金表は必ずチェックしましょう。
ポストに投げ込まれているチラシの業者、アナウンスをしながら地域を流しているトラックの業者を利用することは避けましょう。
まとめ
八代市で利用可能な冷蔵庫の処分依頼先について解説しました。
熊本えびすサポートは、八代市で冷蔵庫を処分するお手伝いをすることが可能です。リサイクル対象家電や不用な家財の処分を予定されている方は、ぜひご連絡ください。
