金庫と一言で言っても、手提げ金庫と耐火金庫ではまったく別物ですよね。手提げ金庫程度の金庫ならどの自治体もごみとして収集していますが、耐火金庫を収集している自治体はかなり少ないはずです。熊本市は金庫を収集しているのでしょうか?不用品回収業者が解説します。
すぐに処分されたい方はこちらからご相談くださいませ。
熊本市は金庫を収集しています
つくりが非常に頑丈なので多くの自治体で「処理困難物」に指定されている耐火金庫や防盗金庫。熊本市はこれらの金庫を条件付きながら収集しています。
そもそも火事や窃盗といった非常事態でも、内部の貴重品を守る目的で作られている金庫ですから、処理困難物に指定されていることも理解できますが、その役目を終えたときに処分しにくいことは問題です。しかし、熊本市民の皆様は、ほかの自治体の人と比較すると、それほど苦労せずに金庫を処分できるでしょう。
熊本市では手提げ金庫と耐火・防盗金庫では分別区分が異なります
見出しのとおり、熊本市では手提げ金庫と耐火・防盗金庫では分別区分が異なります。手提げ金庫は盗難防止等の目的で作られているわけではありませんから、当然と言えば当然のことですね。
熊本市は手提げ金庫を「埋立ごみ」の分別区分に指定しています。埋立ごみの収集日は月に2回です。埋立ごみ用の指定ごみ袋に入れてごみステーションに出してください。
耐火金庫や防盗金庫などの頑丈な金庫は「大型ごみ」です。ただし、重量が60kg以上のものや高さが50cmを超えるものを大型ごみで出すことはできません。
熊本市で耐火金庫や防盗金庫を処分する方法
熊本市では、市の大型ごみ(該当する場合のみ)のほかに不用品回収業者や専門業者に依頼して、耐火金庫や防盗金庫を処分することが可能です。状況に応じてベストな選択肢を選びましょう。
熊本市に収集を依頼して処分
熊本市は大型ごみを各世帯から直に収集しています。熊本市の「ごみゼロコール」に電話をして収集を依頼してください。
・ごみゼロコール 電話番号:0570-00-5374
(年末年始を除く月~土曜日の8時30分~17時に受付)
案内に従うと大型ごみ担当のオペレーターにつながるので、住所や名前、大型ごみが金庫であることを伝えてください。折り返し、収集日や収集場所、受付番号、手数料の金額が伝えられます。
電話を切ったら、収集日までに手数料と同じ金額の「大型ごみ処理券シール」を購入します。近所のコンビニエンスストアなどで購入可能です。シール部分を処分する金庫に貼り、収集日が来たら8時30分までに指定の場所に搬出します。
耐火金庫や防盗金庫をごみ処理施設に持ち込むことは可能?
熊本市は埋立ごみを処理し、一部の資源をリサイクルするためのごみ処理施設を所有しています。しかし、耐火金庫や防盗金庫のような重量物の持ち込みについては対応を明らかにしていないようです。
耐火金庫や防盗金庫を一般の方が自力で運ぶこと自体、現実的ではありませんが、もしも自分で持ち込むことを考えている場合は、ごみゼロコールに電話で確認してください。
不用品回収業者に金庫の収集を依頼して処分
不要な耐火金庫や防盗金庫は、不用品回収業者に収集を依頼して処分することも可能です。
熊本市が収集しない金庫も処分できる
熊本市は重量60kg以上、そして高さ50cmを超える金庫を収集しません。不用品回収業者はこのような制限を設けていないので、どんなに重く大きい金庫でも処分することが可能です。
耐火金庫や防盗金庫は、一般の方が動かそうと思ってもかんたんに動かせるような代物ではありません。100kgを超える金庫も珍しくありませんし、設置場所によっては部屋から出すことができない可能性もあります。
不用品回収業者は、重機を使った作業等にも対応しています。大型ごみとして処分できる金庫であっても、動かすことが難しい場合は、不用品回収業者を利用することをおすすめします。
金庫といっしょに不要な家財も処分できる
不用品回収業者は家庭から出される一般的な不用品であればなんでも回収することが可能です。そのため、ユーザーは金庫といっしょに不要な家財を処分できます。大掃除などで大量に不用品が出る状況なら、不用品回収業者の利用を考えましょう。
そのほかにもメリットが
不用品回収業者を利用するとユーザーが得られるメリットはほかにもあります。
まず、収集日時を指定できること。「家じまい」などで金庫を急いで処分しなければならない場合でも、不用品回収業者なら対応してくれます。
不用品の買取をおこなっていることも、ユーザーにとっては大きなメリットでしょう。不用品回収業者は中古ニーズのある不用品を買い取ってくれるので、こういう不用品が多くあれば、処分にかかるお金を節約できます。
専門業者に収集を依頼して処分
金庫を開けられないなど特殊な状況の場合は、購入店などの専門業者に収集を依頼するのがおすすめです。ロックされたままの金庫を処分することはできません。当然のことながら現金や貴重品などが保管されている可能性がありますから、そのまま処分してしまうと大きな損害を被る可能性があります。
金庫の処分にかかるお金
熊本市が収集しない大型の耐火金庫や防盗金庫を処分する場合、1~3万円程度のお金がかかります。ただし、これは金庫が空の状態で、比較的かんたんに動かせる場合です。設置場所等の状況により、高額のお金がかかる場合もあるので、見積もりなしでの作業はあり得ません。
まとめ
熊本市は手提げ金庫を「埋立ごみ」、重量60kg以下、高さ50cmを超えない金庫を「大型ごみ」として収集しています。
大型ごみとして処分できない金庫は、不用品回収業者か専門業者を利用して処分することが可能です。
「熊本えびすサポート」は、処分に困る金庫を回収することが可能です。ぜひご相談ください。