ベッドフレームやパイプベッド、マットレスを処分するのは大変です。サイズや大きさはともかく、マットレスのなかには処理が難しいスプリングコイルが入っている製品があり、これを受け入れていない自治体もあるほどですから、その処分の大変さをわかっていただけると思います。
この記事ではベッドを処分する方法を紹介しています。八代市に特化した内容になっているので、市民の皆様はぜひ参考にしてください。
八代市におけるベッド(フレームやマットレスなど)の分別区分
多くの自治体はベッドを「粗大ごみ」の分別区分に指定して戸別収集しています。八代市はベッドをどの分別区分に指定しているのでしょうか?
八代市は粗大ごみを戸別収集していません。粗大ごみに該当するごみは基本的に市民が自らごみ処理施設に搬入するか、業者に依頼して搬入することになっています。
八代市は、ベッドを「直接持ち込み」という分別区分に指定しています。
八代市でベッド(フレームやマットレスなど)を処分
八代市でベッドを処分する場合、選択肢は2つあります。八代市のごみ処理施設に直接持ち込むか不用品回収業者を利用します。
八代市のごみ処理施設に直接持ち込む
八代市はほかの多くの自治体とは違い粗大ごみを戸別収集していません。ごみ処理施設で持ち込みの粗大ごみを受け入れています。そのため、自家用車を所有しているかレンタカーを手配できる人は、ご自身でベッドをごみ処理施設に持ち込んで処分することが可能です。
なお、ベッド(フレーム、マットレス、パイプベッドなど)に関しては1日あたりの持ち込み数が5台までに制限されているので注意が必要です。
通常、ごみ処理施設に持ち込んでごみを処分する場合は10kgまでごとに100円の重量料金がかかります。スプリングコイルの入っているマットレスは処理の難易度が高いため、別途1,000円の手数料がかかります。
・ベッド類の搬入先
「エコエイトやつしろ」
住所:八代市港町299番地 電話:0965-32-4675
エコエイトやつしろは、平日の8時30分から11時30分と13時から16時30分、土曜日の8時30分から11時30分までオープンしています。
不用品回収業者を利用
八代市では粗大ごみに該当するごみはごみ処理施設に自己搬入することになっているので、ほかの自治体よりも確実に不用品回収業者の存在が大きくなります。
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不用品回収業者を利用するメリット
・自分でハードな作業をする必要がない
ベッドのような大型家具を運べる車を所有している人はそう多くありませんし、軽くても数十キロはある物体を一般の人が屋内から屋外へ運び出して車に積載すること自体、なかなか現実的ではありません。
不用品回収業者を利用すれば、このようなハードな作業をスタッフにまかせられます。
・不用品をまとめて処分できる
不用品回収業者を利用すると、いらない家財をまとめて処分することが可能です。
厳密にいうと、八代市のごみ処理施設に搬入する場合、さまざまなごみを持ち込むことは可能ですが、必ず分別する必要があります。不用品がたくさんある場合、これはとても面倒です。
不用品回収業者を利用する場合は分別する必要がありません。したがって、分別作業がいらないぶんだけ大幅に作業の負担を軽減できます。
・収集日時の指定や即日の収集を依頼することも可能
忙しい人や処分を急いでいる人は、都合のいい日時を指定して収集を依頼することが可能です。休みの日でも夜間でも、好みの日時を指定できます。急いでいる場合は即日の回収を依頼することも可能です。
八代市は「直接持ち込み」のごみの有効利用を推奨
八代市は「直接持ち込み」に該当するごみの有効利用を推奨しています。
「まだまだ使えるものはリユース」
八代市のごみ分別早見表にもこのような記載があります。
そのため、ベッドをリユースする方法についても考えてみましょう。
ベッドフレームやパイプベッドならリユースできるかも
まだこわれていないベッドフレームやパイプベッドならリユースできるかもしれません。リサイクルショップに相談したり、ご自身でネットオークションやフリマアプリに出品したりして売却を目指します。
ただ、元々値段の安い量販店の家具は売却できたとしても当然、安値しか付けられません。個人売買の場合は配送の問題もあります。
そこで利用を考えたいのが地域限定掲示板サイトの「ジモティー」です。ジモティーなら譲渡相手を県内の人に絞れるので、「引き取りに来てくれるならタダ」などの条件も付けやすいでしょう。
有名家具メーカーのベッドなら
有名家具メーカーのベッドフレームやパイプベッドなどの製品は、比較的良い価格で売却できる可能性があります。リサイクルショップよりは、中古家具を専門に扱っている業者に査定を依頼したほうが、より適正な買取価格が期待できるでしょう。
マットレスをリユースすることは難しい
マットレスは「そこに人が寝る」ということを考えると、リユースすることは難しいでしょう。ネットオークションにはたくさんのマットレスが出品されていますが、どれも店頭陳列品や新品など、ほぼ中古品とは呼べない状態のものです。
とくにスプリングコイルの入ったマットレスは処分費用も高くなりますが、こればかりは購入時に覚悟しておくよりほかありません。
まとめ
八代市民の皆様は、粗大ごみに該当するごみをごみ処理施設に搬入して処分しなければならないため、ベッドを処分する場合は不用品回収業者を利用したほうがいいでしょう。ベッドのような重量物を屋内から搬出したり車に積み込んだりする作業はとてもハードです。
熊本えびすサポートは、八代市を含む県内全域で一般家庭を対象に片付けに関するサービスを広く提供しています。ベッドの処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。