熊本市で携帯電話（ガラケー）やスマホを処分する方法を解説

「使っていない携帯電話（ガラケー）やスマホが家にある」

このような人はいませんか？携帯電話やスマホは資源の宝庫です。不要になった端末は正しく処分してリサイクルしましょう。

この記事では熊本市で携帯電話やスマホを処分する方法を紹介しています。

熊本市は携帯電話（ガラケー）やスマホを「使用済小型家電」に指定

熊本市は携帯電話やスマホを「使用済小型家電」として拠点収集しています。使用済小型家電は「小型家電リサイクル法」という法律に基づきリサイクルすることが求められている家電のことで、ほとんどすべての家電製品がこれに該当します。ただ、自治体により対応は違い、いくつかの品目に絞って集めている自治体が大半を占めるようです。熊本市もそうした自治体のひとつです。

携帯電話やスマホは「拠点収集」を利用するか「特定品目」として処分

拠点回収は、公民館やまちづくりセンター、各区役所、環境総合センターなどに設置されている専用回収ボックスで行われています。バッテリーを取り除いた携帯電話やスマホであれば、この回収ボックスに投入して処分することが可能です。取り除いたバッテリーは「特定品目」の収集日（月2回）に出してください。

なお、バッテリーを取り外せないスマホは「特定品目」として処分します。

熊本市で利用可能な携帯電話やスマホを処分するそのほかの方法

熊本市民の皆様は、携帯電話やスマホを市のごみ収集サービス以外の方法で処分することも可能です。

不用品回収業者を利用

不用品回収業者は、一般家庭を対象に片付け関連のサービス（不用品回収、遺品整理、生前整理など）をおこなっている民間業者です。有料サービスなので携帯電話やスマホだけを処分するときの利用には向きませんが、以下のような状況であれば利用する価値があります。

ほかの不用品を処分するとき

家具や家電製品などの不要な家財を処分するついでに携帯電話やスマホもいっしょに処分します。

不用品回収業者を利用する場合は分別の必要がないので、分別区分など気にせずに収集を依頼できます。

データ消去ができないとき

携帯電話やスマホを処分する場合、端末内に残されたデータを消去しなければなりません。これは熊本市のごみ収集サービスで処分する場合でも同じです。データを残したままごみとして出してしまうと、悪意のある人間がその端末を手に入れたときにデータが抽出され、詐欺被害などにあう危険性が高まります。

不用品回収業者の多くは物理的破壊によるデータ消去に対応しているので、自分でデータを処分できない人には利用価値があります。

携帯キャリアのショップを利用

携帯電話やスマホを取り扱っているキャリアのショップに端末を持ち込んで処分することも可能です。自社端末だけではなく、他社の端末を持ち込んでも回収してくれるようです。物理的破壊によるデータ消去にも対応しています。

家電量販店を利用

家電量販店にスマホや携帯電話を持ち込んで処分することも可能ですが、すべての店舗が受け入れてくれるわけではないので注意が必要です。携帯電話やスマホを受け入れているのは使用済小型家電の回収をおこなっている店舗で、そのほとんどが端末の物理的破壊によるデータ消去にも対応しています。家電量販店が近くにある方は、携帯電話やスマホを受け入れているかどうか確認してみる価値はありそうです。

携帯電話（ガラケー）やスマホのデータ消去について

携帯電話にはパソコンほどではないにしても重要なデータが残されていることがあります。スマホに至っては大量のデータを保管するスペースが備わっているので、パソコン同様データの扱いについてはシビアになる必要があります。これらのデータは漏洩を防ぐために必ず消去しなければなりません。電源が入る場合は初期化することによりデータを消去できますが、電源が入らない場合は端末を物理的に破壊することによりデータを消去します。

すでに触れましたが、熊本市のごみ収集サービスや拠点回収を利用して携帯電話やスマホを処分する場合は、自力でデータを消去する必要があります。ただ、最近の端末はバッテリーを取り外せないことが多く、一般の方が物理破壊しようとすると危険です。専門の業者に依頼するか、不用品回収業者やキャリアのショップなどを利用したほうがいいでしょう。