熊本市で汚部屋を片付ける方法とその料金を専門業者が解説

汚部屋やごみ屋敷のことをご存じでしょうか？おそらくニュースなどの報道で誰もが少しは見聞きしたことがあるかとは思います。今、全国的に増えているとも言われているごみ屋敷はともかく、人目に触れない汚部屋も相当数あると考えられています。

全国には条例を制定して汚部屋やごみ屋敷に対応している自治体もありますが、熊本市はどうなのでしょうか？

この記事では汚部屋を片付ける方法やその料金について解説しています。

汚部屋の問題点

熊本市内にどれだけの数の汚部屋が存在しているのか、その統計のようなものはありません。ごみ屋敷なら人目につきますが、集合住宅にある汚部屋は外部からはなかなかわかりませんから、たとえば孤独死などの問題が発見されてから汚部屋であったことがわかるなど、住人が自発的に片付けないかぎりは対応がとても難しい問題です。

ただ、汚部屋の主が「自発的」に自分が住む部屋を片付けることを期待できるでしょうか？なかには一大決心して業者を呼んで片付ける人もいますが、やはり大家さんや友達の介入がないと汚部屋を片付けることは現実的ではありません。

同業者のサイトでも「汚部屋の特徴」「汚部屋にしてしまう人の性格」などを説明している記事を見かけます。

「いったい何の解決になるというのでしょうか？」

ほとんどの記事は、汚部屋の住人に自ら行動を起こさせることを前提に書かれていますが、汚部屋の特徴や住人の性格を紹介したところで汚部屋が片付くわけでは当然ありません。

本人に頼れない以上、近くにいる誰かが気づかないと汚部屋など片付くわけがないのです。

したがって私たちは、汚部屋の特徴や住人の性格なんてことよりも、何が原因になりやすいのかを知っておく必要があります。

汚部屋は孤独や高齢化と関連がある

今の日本社会の大きな問題である「高齢化」。人口の高齢化はさまざまな問題と関連があり、実は汚部屋とも密接な関係があります。

いつまでも夫婦いっしょに長生きできればいいのですが、残念ながら私たち人間はいつか死ぬときが来ます。しかも夫婦同時に死ぬことを選べるわけではありませんから、夫婦のどちらかはパートナーが亡くなったあともひとり生きていかなければなりません。こうして独居高齢者が増えていきます。

高齢になると持病をひとつやふたつ抱えていることは普通です。寝たきりとは言わないまでも、一日の大半を部屋の布団の中で過ごす高齢者はたくさんいます。

このような高齢の方たちは、性格など関係なく、家事をすることがかんたんではないためにごみをためこみがちになります。こうしてごみでいっぱいの汚部屋が形成されていきます。

私たちはコロナ禍で「つながり」の希薄になった社会を経験しました。そんなつらい時期に貧困や孤独から精神的に参ってしまった人は、コロナ後の今もたくさんいます。このような人たちのなかには外部との接触を避けて部屋に引きこもってしまう人もおり、これが汚部屋化につながる原因となります。

もちろん、汚部屋につながる原因はこれらだけではありません。ほかの業者さんの記事にあるようにその人の性格的な問題で汚部屋が形成されることもあるでしょう。しかし、本当に重要なのは、汚部屋が発生する原因の多くは現代社会の問題とリンクしていることを知ることなのです。これを知ることにより、汚部屋化を防いだり、汚部屋を片付けるための行動をうながしたりすることができるようになります。

熊本市で汚部屋を片付ける方法

ここまでお話をしてきたように、汚部屋はセンシティブな問題です。住人の自発的な行動で片付くなら大きな問題にはなっていません。周囲にいる人たちが気づくことにより予防をするか片付けるしかありません。

では、もしも熊本市に住む近しい人の部屋が汚部屋化してしまったとき、どうすればいいのでしょうか？こちらのゴミ屋敷片付け専用ページもご覧くださいませ。

熊本県のゴミ屋敷片付け・不用品回収/熊本えびすサポート

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不用品回収業者を利用して汚部屋を片付ける

汚部屋は基本的に業者に依頼して片付けます。汚部屋に定義などありませんが、汚部屋に多く接している業者としては、一般の方が作業することはおすすめしません。ごみの中や下には害虫がいますし、ごみの悪臭は強烈です。業者に依頼すれば、簡易清掃を含む一通りの片付け作業をしてくれます。特殊清掃によりこびりついた悪臭を取り除くなどのオプション作業も選べます。

不用品回収業者を利用する場合の料金

不用品回収業者に汚部屋の片付けを依頼する場合、部屋の状態や間取りを考慮して料金が算出されます。実際の料金は業者が現場を視察したあとに出されますが、相場は以下のとおりです。

・不用品回収業者を利用して汚部屋を片付ける場合の相場

汚部屋を自力で片付けるには？

予算がないので、住人やその家族、友人だけでなんとか協力して片付けたい…このような場合は部屋の状態を見て判断しましょう。

ごみで床が見えなくなっているような部屋を一般の方が片付けることは不可能です。紙くずが一面に敷き詰められているような「散らかっている」程度の部屋なら片付けられても、生ごみも混じる汚部屋を片付けるのは危険です。スニーカーを履かないと足を踏み込めないと感じるようならあきらめてください。まだ足の踏み場があり、家財を寄せながら作業できるような部屋なら一般の方だけでも作業できる可能性があります。

殺虫剤やマスク、軍手のほか、清掃用具一式、ごみ袋や粘着テープなどを用意してから作業に入りましょう。

まとめ

熊本市で汚部屋を片付ける方法を、汚部屋の根本的な原因などとあわせてご紹介しました。汚部屋の形成には孤独や高齢化といった問題が大きく関わっています。汚部屋は私たちの誰もが関わることになるかもしれない社会問題であり、解決の難しい問題ですが、もしも近しい人がごみをためこんでしまったらそのままにしておくわけにはいきません。

熊本えびすサポートは、汚部屋やごみ屋敷を片付けることが可能です。お困りの方は、ぜひご相談ください。

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posted by  熊本えびすサポート

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